Life 99

内省が多い

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帰ってきた あぶない刑事を観に行きました。
ただただ「カムバックありがとう」しかないユージ派。
ユージ、老いてもかっこよかった…。

子供の頃、ファミコンスーファミもない家では、本とりぼんとなかよしとTVだけが娯楽だったので、TVがその割合を大きく占めていたのは言うまでもなく。
小3〜6くらい、夕方16〜18時の子供のゴールデンタイムに観ていた番組は義務教育のコンテンツ並みに吸収するもので。

16時台は静岡第一テレビ(日テレ系)の刑事ドラマの再放送枠。
西部警察太陽にほえろ!、あぶない刑事シリーズ、刑事貴族シリーズをローテしていて、特にあぶ刑事と刑事貴族が大好きだった。(母が舘ひろしさん好きなのもあり。)文字通り毎日見てたし同じのを何度も観た。
毎日観るって今思えばすごい。習い事だってせいぜい週1なんだから、それがどれだけ子供心に影響していたかは…30年経っても映画を喜んで観に行ってるんだから、書くまでもなく…好きとかそういう次元じゃなく。
あの頃、東京も神奈川もよく知らないのに、横浜、本牧大黒ふ頭、関内、桜木町、中華街って横浜の地名やスポットだけは知ってたし、大人になってから赤レンガ倉庫に行ってみて、「タカとユージが走ってたとこ!!!!」って感動したものでした。

そして、あぶない刑事シリーズの大好きなところは、94年に亡くなった近藤課長役の中条静夫さんを30年経っても今だに忘れていないところ。
8年前のタカとユージが定年退職した「さらば あぶない刑事」。
これで最後だとばかりにエンディングで過去の映像を詰め込んで、課長の映像で私は号泣したのに(もちろん劇場で)、「帰ってきた」をやるって言うから「あの涙を返して」と思ってたけど、今作も近藤課長を忘れてなかったので嬉しかったです。
極端を言ってしまえば、それだけでもう十分。
亡くなってから30年過ぎようとしてても、ほんの3年間しかやってないTVシリーズが88年に終わってもう36年になるのに、今だに大事にされている近藤課長が私も大大大好き。

あと、今作公開に合わせてついに過去作も含めてサントラがサブスク解禁されて本当に嬉しい。(CD持ってるけど。)

あぶ刑事の音楽は超かっこよかった。
自分の音楽の嗜好のベースにあるのは、それこそ、B'zにハマるもっと前。TVから聞こえてた90年前後の洋楽と、叔母の車で聴いてたチャゲアスと、あぶ刑事なことは間違いないのです。

余談。
おっと(50さい)こそドンピシャのあぶ刑事世代なのに、ちょうど部活に打ち込んでた頃で全然摂取してこなかった人だけど、前作の「さらば〜」以降、私の好きに便乗してこまめにCSなんかで後追い履修したので、えらい。
彼は主に「大女優(浅野温子さん)にこんなことさせんの!?」「扱いが雑!」とか「こないだ(車で)走ったとこ!横浜が見れて楽しい」みたいな楽しみ方をしていますが。

私達、あぶ刑事のために横浜に引っ越してたわけじゃないけど、あぶ刑事復活のたびに横浜に住んでてよかったなぁってなります。


なんか胸いっぱいで、何が書きたいのかわからない。
来週もがんばろう。

そうだ、サングラス新調しました。あぶ刑事は関係ありません。