Life 99

内省が多い

にんじんのグラッセ

先日、夫とごはんデートをした。 地元駅周辺で、肉でも食べようという話になり、肉をそこそこリーズナブルに食べれるお店を探した。 とある商業施設に「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」があり、行ったことがなかったので入ることにした。

まず驚いたのは平日なのにお店の外に順番待ちの人達が3組ほどいた。 そんなに人気なのかと驚きつつ、順番待ちのリストに名前を記入。 順番待ちのお客さんで特徴的だったのは、とにかく男女問わず高校生や大学生と思われる学生さんが多かった。

お店に入ってわかったことだが、「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」という名前の通り、ステーキ等のレギュラーメニューを一品頼むと、サラダバーがついてくる。(ご飯はデフォルト) ドリンクバー(200円)は別だけど。

で、このサラダバーと謳われてるものがメニューが内容豊富で驚き。 サラダ(野菜類)はもちろん、ごはんにバゲット、カレー、スープ、プリンや大学芋(デザート)、ちょっとしたパスタなどもあった。(お肉にもちゃんとごはんがついてくるのに!) 野菜類の側にはトルティーヤまであって、タコスみたいにして食べることもできるようになっている。

私と夫は大興奮で、とりあえず、カレーやスープ、野菜をもりもりもらってきた。 見た目はしょっぱいけど、カレーが美味しい。

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夫によると、肉屋のカレーだから美味いのではないか、という見解だった。 お肉を焼いている間に、いろんなもので楽しんで待っててねというコンセプトだけど、セーブしないとすぐお腹がいっぱいになっちゃうから危険。 なるほど、サラダバー分多少割高だけど、これはお腹がペコペコな育ち盛りの学生さん達が来るわけだと納得できた。

1600円くらいのステーキ。

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夫は、1500円くらいのチキンと安めの肉とあとなんかのコンボメニューを頼んでいた。 (残念ながら現在メニュー入れ替え中で、正しいメニュー名が定かじゃないのがタイミング悪いところ。)

ところで、私は基本的に食べ物の好き嫌いがないけど、唯一苦手なものににんじんのグラッセがある。 にんじん自体は平気だけど、グラッセのあの甘さと柔らかさがどうにも好きになれない。 モノによっては、不愉快なほどふにゃっとしてたりしてウンザリする。 (食べられないわけではないので、出てきたときにはどうにもこうにも好きになれないな、と食べている。)

にんじんのグラッセは定番の付け合わせなので、こういったステーキハウスなどでは出てくるのが普通だ。 そして今回もしれっと肉の側に鎮座して、キターと思いながら食べてみて驚いた。 不快じゃない甘さで、まずい、と思わなかった。 この感動はなかなか伝えづらいけど、31年生きてきて「このグラッセはうまい」と思えたのは本当に初めてだったのだから、なかなかの感動だった。 お肉はもちろん、にんじんのグラッセが美味しいのがオススメポイント、あとカレー。

このように、期待以上の満足感でお店を後にしました。 ごちそうさまでした。