Life 99

内省が多い

Oysterを買ってUndergroundに乗る 2015/7/2(5)

懐の用意を済ませてから、いざUndergroundへ。 Undergroundは地下鉄のこと、その昔中学の英語の授業の序盤で、アメリカの地下鉄はSubway、イギリスの地下鉄はTubeだとマメ知識的に習ったあのTubeは、正式にはUndergroundという名称。

ロンドンの市内に出る主な交通手段は、ざっくりヒースロー・エクスプレス(Heathrow Express)/ヒースロー・コネクト(Heathrow Connect)と、コーチ(Coach・長距離バス)、タクシー、地下鉄(Underground)の4種類が選べる。

ポンド高い!(この頃1£≒200円くらい)物価も高い!ロンドンの旅で、なるべく諸経費の抑えられるところは抑えるため、一番リーズナブルなUndergroundをチョイス。 市内まで1時間弱かかるけど、背に腹は変えられない。(1時間くらいならまあ、ね)

ロンドンでは、ロンドン交通局 (Transport for London) が運営するロンドン市内のすべての地下鉄、バス、DLR、トラムリンク、オーバーグラウンドと、一部のナショナル・レールでも使用できるオイスターカード(Oyster Card)というICカードが発行されている。(ヒースロー・エクスプレス/コネクトで使えないのが惜しいけどTfLの運営じゃないので仕方ない。。) 1日の利用金額の上限が設定されていて、お金をかけずに市内の観光をしたければ欠かせないといえるカード。 1日の上限金額は、利用エリアと利用する時間帯によっても変わってくるけど、例えばOysterではなく普通に切符を買って地下鉄に乗るならゾーン1内の場合£4.8のところ、Oysterなら£2.3とかなり安くなる。(料金設定pdf

このように、 ・Oysterなら料金が安くなる ・1日の上限が決まっているからたくさん乗るなら使わない理由がない だけでなく、バスはOysterかトラベルカードじゃないと乗れないんだから必携。

ちなみに、旅行者には予め発行してもらえるビジター用Oysterもあるけど、送料がかかるのでこれをケチって現地で普通のOysterを買うことにした。 ちなみに、ビジター用Oyster(発行料3£)は使用期限がなし、通常Oyster(5£のデポジット)は使用期限が2年(再使用には手続きが必要らしい)などの違いがある。 また、今回トラベルカードを選ばなかったのは、途中で交通機関を使わない日を予定していたので、乗った分だけ使う形になるOysterのほうが無駄がないとふんでのこと。

ターミナル5からUndergroundの→にしたがってだいぶ歩くと、Undergroundのヒースローターミナル1,2,3駅にたどり着く。 ヒースローターミナル5っていう駅があるはずなのに、1,2,3駅までなぜか歩くことになってしまったけど気にしない。 改札の右手前に窓口があって、ここでOysterを発行してもらえる。 (窓口だけでなく、券売機で発券できたらどんなに楽だろう…。) ガイドブックに窓口は混んでいることもあると書いてあった通り確かに混んでいた、20分くらいは並んだと思う。 ここで時間をロスしたくない人は、大人しくビジター用Oysterを購入していくのがいいかも。

デポジットの5£に、40£分チャージ(Top upという)したOysterを受け取り、ようやくロンドン初心者の一歩を踏み出した気分。 Oysterがかわいけりゃカードケースもかわいい。

とりあえず停車していた電車に乗り込んだのが17時過ぎくらい。 他にも旅行者はたくさんいるから電車に乗れるか心配だったけれど、車両の隅っこにスペースを見つけて乗ることができ、スーツケースを椅子代わりに。 混雑具合は、空港からの座席の乗車率は概ね100%程で、私のように座席じゃないところに立っている人が1車両にいるかいないかな程度。 みんな、足の間に大きなスーツケースを挟んで座っているので座席のあいだの通路に人が立つことは難しい感じ。(車両が大きくなく狭い。) ふと顔を上げると、鉄道警察の警察官と思われる2人組の大きな白人のおじさんsが目の前で談笑していたので、一安心。 まだロンドンの勝手がわかっていないから120%警戒モード、もしかしたら地下鉄でさっそく怖い目にあうかもしれないとビクビクしてた。

汚い窓ごしに、こっそりと車窓の外を写してみた。

Undergroundは日本の地下鉄や鉄道網に慣れていれば全然余裕で乗れる、勝手はだいたい同じ。 路線図を見ていれば降り過ごすこともないし、次は●●駅〜、XX線に乗り換えできる〜というようなアナウンスもちゃんと聞こえる。

そしてUndergroundでよく聞いたのが「(Please)mind the gap(between the train and the platform)」。 Youtubeから拝借。

空港などでは、Underground関連の「mind the gap」というワードの入ったグッズも見かけた。 滞在中、よくTubeに乗って歩きまわったので、「mind the gap」の音声を聞くと「ロンドンだなぁ」と思い出せるくらいには耳によく馴染んでいて懐かしい。