Life 99

内省が多い

ベイカー・ストリート駅 2015/7/3(2)

Speedy'sをウキウキで後にして、続いてシャーロック・ホームズ博物館を目指す。 Speedy'sの最寄りのEuston Square Station(ユーストン・スクエア駅)から、シャーロック・ホームズ博物館最寄りのズバリBaker Street Station(ベイカー・ストリート駅)は、サークル線またはハマースミス&シティ線で2駅ととても近い。

ベーカールー線を利用していないけど、そちらのホームにはシャーロック・ホームズ関連のあれこれがあると調べていたので、改札を出る前にのぞきに行った。 ちびホームズでかたどられたホームズのシルエット、芸が細かい。

改札に向かう駅の構内の壁にも。

あとは、小説の挿絵が壁にあるところもあるらしいのだけど、もしかしてジュビリー線のホームだろうか。 (ちなみに、ベーカールー線とジュビリー線は古い路線なのでこのような趣向がされているとガイドブックで読んだ。) フワフワしていたら逃してしまったのでまた次回。

イカー・ストリート駅のメリルボーンロード側の入り口、その目の前には、嗚呼、Great Detectiveがいかつくそびえ立っていた、でかい。

正面から、モロ逆光。 背後に写り込んでいるのは観光バス。 この付近は、観光客に大人気のマダム・タッソー蝋人形館やシャーロック・ホームズ博物館という2大観光ポイントがあるため、このバスがよく停車している。(主にマダム・タッソー目当てのようだが) このように観光客が多いのは自明であって、朝早く(9時前くらい)にも関わらず、ホームズ像の周りを観光客がワイワイ囲んでは記念撮影しまくっていて、人が映り込まないようにして撮れるまでひと苦労だった。 (朝の9時前だともう早朝でもないのか…)

ちょっとそろそろ…イギリスの人も海を渡って訪ねてくる人も、みんな本気で実在の人物だと8割くらい信じてんじゃないのという気持ちがし始めてくる。(自分もその物好きなうちの一人ではあるが) この疑念はホームズ博物館を見てさらに強まるのだけど、特に本国の人達の情熱に盲目的なものすら感じた。 もしかして、本当にいたんだっけ…?とこちらも錯覚させられそうに。

話を戻し、ベイカー・ストリート駅前から、シャーロック・ホームズ博物館まで歩いてほんの3分ほど。 開館は9時半からだけど、まだ少し時間があったので周辺を散策。

お天気に恵まれて。 シャーロック・ホームズ博物館があるベイカー・ストリート221bの裏の通りのフラット、結構きれいな造りだ。

街中の(221bの近所の)あまり気取っていないパティスリー。 今となっては、細部が雑な造形のスイーツにイギリスらしさを感じられるようになった。 食べ物に対する細かいこだわりのなさに、個人的に勝手に親近感を感じる。 (美味いものを知ってしまっているから美味いにこしたことはないけど、本来なら食べれればいいよ程度に食に対して執着がない。)

シャーロック・ホームズ博物館の左隣にはビートルズのグッズショップ。

シャーロック・ホームズ博物館のオープン10分前くらいになると、20人ほどの行列ができ始めていたので大人しく並んだ。 開場(開店?)準備か、エントランスからスタッフと思われるお兄さんが何度か出たり入ったりを繰り返しているのを眺めていたが、ここに務めるスタッフのお兄さんはみな若めイケメンの白人揃いで驚いた。 ルックス採用じゃないかと勘ぐらずにいられないレベル。

くだらない感想はさておき、シャーロック・ホームズ博物館に入ってからのアレコレはボリュームが大きくなるので、また次回。